尾崎高知県知事「原発脱却を」
以下、4月29日付け高知新聞朝刊から引用です。
知事は原発について「いざとなったら甚大な被害をもたらしかねない施設」とし、福島の事故については「想定を超える津波がきたというのは言い訳にならない」と指摘。安全対策が不十分だったとの見解を示した。
その上で「(原発内の)要となるところや危険度が高い施設は、想定よりもはるかに余裕がある形で備えることをすべての基準にすべきだ」と安全基準の厳格化の必要性を強調。伊方原発を運転する四国電力にも「徹底した対策を求めていく」と述べた。
国の将来的な電源確保策については「主力になっていくのは新エネルギーだ」とし、県としても、豊富な日照時間や森林資源を活用し、太陽光発電や木質バイオマスの普及を推進していく考えを示した。(以上、引用終わり)
尾崎知事は、活動期にある地震列島で原子力施設そのものの危険性が まだ続いていることへの認識が甘いと感じます。一方、高知県は、ISEP飯田哲也さんらを推進委員とする「緑の分権改革」推進事業の検討を行い、その報告書が3月に出たばかり。