与党圧勝選挙結果を受け、
戦争しない社会を築くために
私たちにできることとは!?
とき:2013年8月6日(火)16:00〜18:00
ところ:平和資料館草の家
ゲスト:野田正彰さん
野田さんは、高知県出身の精神科医であり、『戦争と罪責』『虜囚の記憶』はじめ多くの著作をとおして、日本社会の病理を問題提起され続けています。
この日13〜15:00自由民権記念館で 野田さん講演会(高知市主催)があります。いかに戦争礼賛に高知県民が協力してきたか、戦後 勤評闘争では若者たちが
いかに力を合わせ輝かしい運動を展開したかなど、歴史を学ばなくては今この状況を切り拓けないのではないかというお話をうかがえると思います。
私たちはどう考え、どう行動するか、野田さんを囲んでみなさんと たっぷり討論いたしましょう。
参加費:カンパ
懇親会:19:00〜華珍園別館
ふくいち原発事故後、プールで冷却されている核燃料は巨大地震の揺れで露出し、炎をあげて放射性物資を大気にまきちらす危険性が迫っていることを私たちは知った。東洋町の地下に核廃棄物が埋設されたら、巨大地震とともに地下空間は壊滅し、豊かな地下水源を汚染する危険性も、かつて私たちは学んだ。
地球のマグマの強大なエネルギーの上に浮遊しているだけのプレートの動きで地震が起き、数億年以上ものあいだ地殻変動が繰り返されてきたことも、もう私たちは知っている。
大陸プレートの下に年間数センチずつ潜り込む、太平洋プレートの辺縁に生じた日本列島に住む私たちが、原発の再稼働を許し、原発を輸出したら、次世代に対し、よその国々の人々や生態系のすべてに対し、果たしてどんな責めを負うことになるだろう。
あらゆる生命を脅かす放射能を、これ以上、拡散してはならない。
生きている地球という惑星の悠久の営みに比べたら、泡沫のような私たち人類が、原子の火をこれ以上弄ぶことは許されない。(文責:外京)
<四万十会場>
【日時】6月1日(土)13:30〜16:30(開場12:30)
【場所】四万十市立中央公民館・大ホール
【入場料】前売り¥500、当日¥800、中学生以下無料
<高知会場>
【日時】
6月2日(日)10:00〜13:00(開場9:30)【場所】高知大学朝倉キャンパス 共通教育2号館 222号室
【入場料】前売り¥1,000、当日¥1,200、高校生¥500、中学生以下無料
【主催】野呂美加さんお話会・高知実行委員会
【お問い合わせご予約】
上岡080-1116-5283 中村くらしを見直す会0880-35-3889
*ご予約、託児、その他詳細につきましては
HPをご覧くださいませ。http://kokucheese.com/event/index/87762/
「いつになったら 放射能はなくなりますか。僕は大人になれますか? 早く外で遊びたいです。家族が離れて暮らすのも嫌です。友だちと離れるのも嫌です。どうか僕たちを助けてください」
これは福島市から京都に避難した、サッカー好きの男の子が書いた総理大臣宛の手紙です。
3.11から明日で2年経とうとしています。
福島県に取り残された子どもたち3万8千人のうち10人に、ほぼ間違いなく甲状腺癌がみつかりました。これまで100万人に1人といわれた発症率をはるかに超えています。
でも、汚染しているのは福島県だけではありません。子どもが入ってはいけない、そこでは飲んだり食べたりしてはいけないという放射線管理区域ほど汚染された地域に、まだ400万人以上の人々が取り残されています。
国の責任で、安全なところで暮らす権利を守り、子どもたちの健康被害を防ぐようにすべきですが、昨年6月にできた「原発事故子ども被災者支援法」は基本方針すら決めていません。高知県には独自のプランを立ててほしいのですが、これも国のでかた待ちのようだと、おとといの県議会でわかりました。
これまでに いったい どれだけの放射能が大気に大地に海にもれてしまったでしょうか。しかも、今もふくいちからは大量の放射能がもれています。大きな地震で4号機のプールが崩れてしまえば、東日本があるいは日本列島が放射能の嵐に見舞われる危険も続いています。また、メルトダウンした核燃料を冷やすために流した水が大量の放射性物質を含む汚染水となって地下に溜まり、そこに毎日400トンもの地下水が流れ込んで、処理のめどが立たないほどの状態です。
原発事故の後始末のために、毎日3000人を超える人々が働き、大量に被曝し、そのうちどれだけ多くの労働者が人知れずいのちを蝕まれ消えていってしまったのか、…私たちに本当のことは何も知らされていません。
これだけひどい放射能汚染を経験しながら、福島県知事は税金を徴収したいがために県民を逃がさず、汚染した大地に縛りつけようとしています。総理大臣は金回り優先のために原発を再稼働させると言いきります。IAEAは福島原発で廃炉ビジネスを試そうと福島県に乗り込んできました。
きょう、ここにお集りのみなさん、
私たちは、この事故のおかげで、この国ではいかに国民のいのちと暮らしは粗末にされるか、いかに国家は国民を騙しながら体裁だけを取り繕うのか、よおく学びました。でも、これは今に始まったことではないのですが。
私たちは、こんな国のありかたに、もっともっと抵抗してもいいのではないでしょうか。国がいまだに描けない将来のビジョンを、私たちは力を合わせ、高知県の将来ビジョンとして描いていこうではありませんか。地産地消のエネルギー、食糧の増産と地産地消、地域の仲間たちのゆたかな交流、地域でお金が回っていくしくみづくり…地域でわくわくしながら生きていくビジョンをこそ、ご一緒に創り実行していきましょう!!
そして、放射能汚染した地域から子どもたち大人たちを地域ぐるみで呼び寄せようではありませんか。
2012年12月3日
グリーン市民ネットワーク高知
下記のとおり小選挙区予定候補者宛11月22日(維新1名には、12月1日手渡し)に公開質問状を送り、共産党3名(春名直章、岡田芳秀、橋元陽一)の方々から回答が届きました。あとの自民党3名および民主党1名、維新1名の方からは12月3日22時現在、回答が届いておりません。下記に回答のあった3名のアンケート結果を公表します。
記
<質問状を送付した候補予定者> <結果>
・自民党3名(山本有二・中谷元・福井照) 3名とも回答なし(11月29日締め切り)
・共産党3名(春名直章・岡田芳秀・橋元陽) 3名から回答あり(下記回答ご参照)
・民主党1名(大石宗) 回答なし
(11月29日締め切り)
・維新1名(藤村慎也) 回答なし
(12月3日締め切り)
<質問状の質問事項>
質問? あなたは今後の原発の稼働についてどのようにお考えですか。
質問? あなたは伊方原発の再稼働に賛成ですか、反対ですか? その理由もお答えください。
質問? あなたは今後の日本のエネルギー政策についてどのような考えをお持ちですか。
質問? 政府は原子力規制委員会人事について国会の承認を得ていません。国会議員に選ばれたら、この問題に対しどのような態度をとるおつもりでしょうか。
質問? 今年6月に「原発事故子ども・被災者支援法」が成立しましたが、あなたは今後、福島第一原子力発電所の事故によって避難を強いられている人々、また事故前よりも高い放射線量となっている地域に暮らしている人々に対して、どのような対策を採るべきであると考えていますか。
<回答>
■ 春名なおあき 日本共産党
?大飯原発も含め再稼働させず、そのまま廃炉にする。即時原発ゼロに踏み出す。核燃サイクルも中止する。
?再稼働反対、廃炉に。私は2度福島にボランティアに行ってきました。故郷が放射能に汚染され、16万人が避難をしいられている現実を見て、あらためて原発と人間は共存できないと決意しています。原発はいったん事後かがおこれば甚大な被害をもたらし、人類はそれを収束する手段もありません。稼働すれば処理不能な核のゴミが増え続けます。即時原発ゼロが最も現実的な道です。伊方原発は、日本最大の活断層に直近にあり、ただちに廃炉にすべきです。
?エネルギー政策
日本の自然エネルギーの潜在量は原発の40倍もあります。買取の義務化など固定価格制度の充実や発送電分離などの改革、技術革新で、自然エネルギーの爆発的な普及と低エネルギー社会の構築をすすめます。そのことは、環境を軸にしたものづくり産業の推進、一次産業とも結びついて地域経済の活性化につながります。
また本格的な低エネルギー社会実現までの当面の対策として、ピークカットなどデマンドサイドの対策強化と、火力発電を温暖化ガスの排出が少なく、高効率のコンバイントサイクル方式のLNG発電所に切り替えることで対応します。
?原子力規制委員会の人事
原子力学会会長や原子力委員長代理として、原子力事業者と一緒になって原発を推進してきた田中俊一氏を、規制委員会の委員長に横滑りさせるなど4名が関係者であり、また原発マネーも受け取ってあり、「1.中立公正性 2.透明性の確保を徹底する」という法の目的と反しており、人事は撤回すべきであり、人事の同意には反対です。
? 政府と東京電力は、全面賠償と徹底した除染、福島の被災者支援と復興に、総力をあげてとりくむべきです。そのさい、国が、原発からの距離や線量で「線引き」せずにすべての被災者・被害者を支援の対象にすること、不当な「打ち切り」をやめ、いのちと健康を守る医療を保障し続けるなど全面的な支援を継続することを基本原則として明確にすることを求めます。福島に残っている人も、県内に避難している人も、県外に避難している人も、故郷に帰りたいと願う人も、別の地での生活再建を目指す人も、支援の対象とします。賠償、除染、廃炉の費用は、「原発利益共同体」の共同責任で確保することを求めます。
■ 岡田よしひで 日本共産党
?大飯原発も含め再稼働させず、そのまま廃炉にする。即時原発ゼロに踏み出す。核燃サイクルも中止する。
? 原発はいったん事後かがおこれば甚大な被害をもたらし、人類はそれを収束する手段もありません。稼働すれば処理不能な核のゴミが増え続けます。原発と人間は共存できないと決意しています。即時原発ゼロが最も現実的な道です。伊方原発は、日本最大の活断層に直近にあり、ただちに廃炉に向うべきです。
?エネルギー政策
日本の自然エネルギーの潜在量は原発の40倍もあり、「資源大国」の可能性を秘めています。買取の義務化など固定価格制度の充実や発送電分離などの改革、技術革新で、自然エネルギーの爆発的な普及と低エネルギー社会の構築をすすめます。そのことは、環境を軸にしたものづくり産業の推進、一次産業とも結びついて地域経済の活性化につながります。また本格的な低エネルギー社会実現までの当面の対策として、ピークカットなどデマンドサイドの対策強化と、火力発電を温暖化ガスの排出が少なく、高効率のコンバイントサイクル方式のLNG発電所に切り替えることで対応します。
?原子力規制委員会の人事
原子力学会会長や原子力委員長代理として、原子力事業者と一緒になって原発を推進してきた田中俊一氏を、規制委員会の委員長に横滑りさせるなど4名が関係者であり、また原発マネーも受け取ってあり、「1.中立公正性 2.透明性の確保を徹底する」という法の目的と反しており、人事は撤回すべきであり、人事の同意には反対です。
? 政府と東京電力は、全面賠償と徹底した除染、福島の被災者支援と復興に、総力をあげてとりくむべきです。そのさい、国が、原発からの距離や線量で「線引き」せずにすべての被災者・被害者を支援の対象にすること、不当な「打ち切り」をやめ、いのちと健康を守る医療を保障し続けるなど全面的な支援を継続することを基本原則として明確にすることを求めます。福島に残っている人も、県内に避難している人も、県外に避難している人も、故郷に帰りたいと願う人も、別の地での生活再建を目指す人も、支援の対象とします。賠償、除染、廃炉の費用は、「原発利益共同体」の共同責任で確保することを求めます。
■ 橋元陽一 日本共産党
?大飯原発も含め再稼働させず、そのまま廃炉にする。即時原発ゼロに踏み出す。核燃サイクルも中止する。
? 原発はいったん事後かがおこれば甚大な被害をもたらし、人類はそれを収束する手段もありません。稼働すれば処理不能な核のゴミが増え続けます。私も今年、福島のボランティアに行ってきましたが、事故はまったく収束しておらず、放射能汚染は復興の大きな足かせとなっています。原発と人間は共存できません。即時原発ゼロが最も現実的な道です。伊方原発は、日本最大の活断層に直近にあり、老朽化した1、2号機、より危険なMOX燃料を使用する3号機など大きな危険をかかえています。直ちに廃炉すべきです。
?エネルギー政策
原発こそ最も高コストで未来のない政策であることがはっきりしました。高知県は、日本一の森林面積率、豊かな日照時間、降雨量、風力・潮力など豊かな条件を持っています。買取の義務化など固定価格制度の充実や発送電分離などの改革、技術革新で、自然エネルギーの爆発的な普及と低エネルギー社会の構築をすすめます。そのことは、環境を軸にしたものづくり産業の推進、一次産業とも結びついて地域経済の活性化につながります。また本格的な低エネルギー社会実現までの当面の対策として、ピークカットなどデマンドサイドの対策強化と、火力発電を温暖化ガスの排出が少なく、高効率のコンバイントサイクル方式のLNG発電所に切り替えることで対応します。
?原子力規制委員会の人事
原子力学会会長や原子力委員長代理として、原子力事業者と一緒になって原発を推進してきた田中俊一氏を、規制委員会の委員長に横滑りさせるなど4名が関係者であり、また原発マネーも受け取ってあり、「1.中立公正性 2.透明性の確保を徹底する」という法の目的と反しており、人事は撤回すべきであり、人事の同意には反対です。
? 政府と東京電力は、全面賠償と徹底した除染、福島の被災者支援と復興に、総力をあげてとりくむべきです。そのさい、国が、原発からの距離や線量で「線引き」せずにすべての被災者・被害者を支援の対象にすること、不当な「打ち切り」をやめ、いのちと健康を守る医療を保障し続けるなど全面的な支援を継続することを基本原則として明確にすることを求めます。福島に残っている人も、県内に避難している人も、県外に避難している人も、故郷に帰りたいと願う人も、別の地での生活再建を目指す人も、支援の対象とします。自主避難の受け入れ策も充実させます。賠償、除染、廃炉の費用は、「原発利益共同体」の共同責任で確保することを求めます。
以上
ぜひ皆さん立ち寄ってください。そして“再稼働反対”と声あげてください。
市役所正面玄関あたりの屋根のある場所なら出来そうです。
■ 可決・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 (伊予市・鬼北町)
■ 否決・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 9
■ 委員会にて不採択・・・・・・・・・・・・ 0
■ 委員会にて継続審議中(審議中)・・・・・ 5
■ 未だ意見書(陳情・請願)の提出ナシ・・・ 4
(上島町・砥部町・松野町・愛南町)
合計 20
■ 可決・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 0
■ 否決・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 0
■ 委員会にて不採択・・・・・・・・・・・・・ 0
■ 委員会にて継続審議中(審議中)・・・・・・ 0
■ 未だ意見書(陳情・請願)の提出ナシ・・・ 17
合計 17
★徳島県
■ 可決・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 0
■ 否決・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 0
■ 委員会にて不採択・・・・・・・・・・・・・ 0
■ 委員会にて継続審議中(審議中)・・・・・・ 0
■ 未だ意見書(陳情・請願)の提出ナシ・・・・24
合計 24
■ 可決・・・・・・・・・・・・・・・・22 ・・・ 緑色
■ 否決・・・・・・・・・・・・・・・・ 3 ・・・オレンジ色
■ 委員会にて不採択・・・・・・・・・・ 3 ・・・オレンジ色
■ 委員会にて継続審議中・・・ 4 ・・・黄色&グレー
■ 意見書の提出なし・・・・ 2 ・・・白 (香南市・大豊町)
合計 34
★可決
南国市・・・6/22 20名 全員で可決
土佐市・・・6/19 14名(1名欠席) 全員で可決
須崎市・・・6/28 11対4名 で可決
土佐清水市・・・6/27 7対6名 で可決
四万十市・・・6/27 17対4名 で可決
東洋町・・・6/22 8名 全員で可決
馬路村・・・ 9/11 7名 全員で可決
芸西村・・・ 6/21 10名 全員で可決
本山町・・・ 6/11 10名 全員で可決
土佐町・・・ 6/11 11名 全員で可決
大川村・・・9/14 5名 全員で可決
中土佐町・・・9/13 9対1名 で可決
越知町・・・6/19 8対3名 で可決
梼原町・・・9/14 7名 全員で可決
日高村・・・9/14 9名 全員で可決
津野町・・・9/12 8名 全員で可決
四万十町・・・8/28 11対7名 で可決
大月町・・・9/6 11名 全員で可決
三原村・・・9/19 6対3 で可決
黒潮町・・・9/20 9対6 で可決
奈半利町・・・9/24 可決
安芸市・・・10/1 可決
★否決または委員会不採択で意見書の再提出なし
香美市・・・否決のまま。(9月議会 〜24日)
室戸市・・不採択のまま。(9月議会 21日〜)
北川村・・・前回、委員会で不採択。
委員会で不採択なら本会議にはあげない。
いの町・・・前回、委員会で不採択。
全員一致でないと本会議には上がらず。
宿毛市・・・9/21 4対9で不採択
★継続審議・再継続審議
仁淀川町・・・8/30に意見書提出あり。委員会にて継続審議。
今議会には上がらない。
安田町・・・再継続審議
佐川町・・・再継続審議
田野町・・・再継続審議
伊方原発再稼働を許さない7.22高知集会 基調提案
私たちは、ここに、この国のすべての原発をなくすことを願って集まりました。3.11福島第一原発事故により、30種類を超える放射性物質は、世界中に拡散してしまいました。世界中の人々に対し、地球上のありとあらゆる生き物に対して、この国のおかした過ちをつぐなうために、私たちにできることは、一刻も早く原発をとめることです。主権をもつ国民の一人ひとりとして、この国の政府に、はっきり「否!」と意思を表明することです。あれだけの事故を起こしながら、これ以上、原発を動かしてはならないからです。
大飯原発は、 経済界の強引な圧力に屈した関西広域連合の地元合意により、また、財界の操り人形にすぎない野田首相ら無責任な政府により、7月に入ってから3号機、4号機ともにあいついで再稼働してしまいました。
しかし、大多数の国民の声を無視した政府のやりかたに、国民の怒りはこれまでになく急激にふくれあがり、首相官邸前はじめ全国津々浦々で抗議の声は、日増しに大きなうねりとなって高まっています。6月15日は1万2千人、6月22日は4万5千人、6月29日には20万人もの人々が首相官邸前と霞ヶ関一帯の道路を占拠するまでの勢いとなり、2時間にわたって「再稼働反対!」「再稼働反対!」と叫びつづけました。7月20日は、鳩山元首相も登場「政治と国民の声があまりにかけ離れていて、残念でならない」とスピーチしました。
一方、6月17日の福井集会は3000人が集まり、85人以上もの人が1分間スピーチをして、怒りの中にも連帯の笑顔があふれ、福井式リレートークとして有名になりました。また、6月30日には、大飯原発ゲート前道路でも、必死の想いで再稼働をとめようとする500人の人々が、機動隊の壁と対峙する抵抗運動が夜通し続きました。
そして、7月16日、代々木公園周辺には全国から17万人が結集。大江健三郎さんが「原発事故がなお続く中で、大飯原発を再稼働させた政府に私らは今、侮辱されていると感じる。政府のもくろみを打ち倒さなければならない」とスピーチ、デモの3つの巨大な隊列は都心へと向かいました。
政治には無関心で おとなしいといわれてきた日本人が、ここまで大きな憤りのうねりを見せているのは、画期的なできごとだと思います。
さて、次に狙われるのは、政府が決めた身勝手で欺瞞に満ちた再稼働へのプロセスが最も進んでいる、伊方原発です。しかし、私たちは伊方原発の再稼働は絶対にさせません。
高知県は、伊方原発から50km圏内に四万十市、梼原町、120km圏内に高知市、300km圏内に室戸市があり、原発事故時に北西の風が吹けば、風下の高知県全体がたちまち放射能汚染に曝されます。
なぜ、 誰も3.11の責任をとらず、事故原因の糾明もできず、何の後始末もできないうちに、何事もなかったかのように政府は再稼働を進めるのでしょうか。 私たち風下住民は怒りに震えます。いま、日本列島は、100年に1度、1000年に1度の地震の活動期に遭遇しているのです。
なぜ、ふくいちからの放射能汚染情報を政府は隠したのでしょうか。放射能汚染に曝された福島県や関東地方では、すでに深刻な健康被害が始まっています。ふるさとを奪われ、人生を奪われたひとびとの絶望と悲嘆が、賠償金であがなえるはずはありません。過酷事故を想定せず、何ら対策を講じてこなかった政府や東電の倫理的責任は途方もなく重いのです。
なぜ、主権在民の法治国家のはずのこの国で、 多くの人々が危惧をもつ、愚かな原子力政策が息を吹き返そうとするのでしょうか。私たちは、政府、財界、報道など、原子力利権共同体のやり方には我慢がなりません。これはまるで、無謀な権力者が、戦争に突き進んだ結果、敗北に至り、国民が辛酸をなめた時代に酷似していないでしょうか。
原発をなくす闘いは、一握りの富裕層の思惑によってあやつられた政界、財界との闘いであり、その根っこは、対米従属の国家体制にあることを見逃してはなりません。原発をなくす闘いは、沖縄から基地をなくし、オスプレイの配備を拒絶し、TPPへの道を拒む闘いと、本質的におなじだということを忘れてはなりません。
みなさん、私たちは、大飯原発の再稼働をやめさせ、伊方原発の再稼働をさせないことを強く求めていきましょう。主権者たる国民として、原子力政策の撤回を要求していきましょう。私たちは、怒りの声をあげようと ここに集った仲間たちとともに、地震列島からすべての原発をなくすまで、これからも 粘り強く行動をつみかさねていきましょう。
緊急要請 2012-4-24
高知県知事 尾? 正直 様 グリーン市民ネットワーク高知 一同 いつも県民のためにご尽力いただき感謝しています。 私たちは東日本大震災を受けて設立し、地震列島から原発をなくし自然エネルギーで地産地消できる未来のために活動している市民団体です。 福島第一原発事故による放射能汚染は、東北から首都圏まで広範囲に及び、多くの被災者が日常を奪われ健康被害の不安に脅かされていることを思うと、二度と原発事故を繰り返してはならないと考えます。 伊方原発に事故があれば、頻度の高い北西の風により、高知県は60km圏内の幡多地区だけでなく、高知県全域が風下となり放射能に見舞われる危険性があります。 日頃から、新エネルギー推進事業に先進的に取り組まれている高知県知事におかれましては、伊方原発による過酷事故を想定し、再稼働に反対する意思表明をしていただけないでしょうか。 ご承知のように、福井県大飯原発の隣接自治体である京都滋賀両知事は、①中立性の確保、②透明性の確保、③安全性の実現、④事故調査が終わらない段階で稼働する緊急性の証明を、⑤脱原発依存への道筋を、など、 国への7つの提言を発表しました。 両知事の提言のように、原子力規制庁がいまだ設置されず、電力需給について客観的データが示されないままで「電力不足」を理由に再稼働を強行してはならないと考えます。また、福島第一原発事故の詳細なデータや事故原因が明らかにされない段階で、南海トラフを震源とする巨大地震の迫る今、プルサーマルをしていた伊方原発3号機の再稼働は極めて危険な挑戦です。 どうか、高知県民の不安を払拭するためにも、活動期にある地震列島における原発再稼働の危険性を国に提言していただけないでしょうか。 〈要請1〉伊方原発の再稼働に反対の意思表明をお願いいたします。 〈要請2〉徳島県など周辺自治体知事と共同して、巨大地震の迫る地域の 安全性を実現するために国への提言をお願いいたします。
先日の広瀬隆さん高知講演会のさい、広瀬さんからうかがったのですが、西川福井県知事には優秀なブレーンがついているので、きちっとした発言をしているが、愛媛県知事にはそれがない、と。しかも、再稼働の判断のために近く伊方原発を視察するそうです。
至急、愛媛県知事への提言をお送りいただけないでしょうか!?
私は以下の提言を送りました。
中村愛媛県知事には、再稼働の判断のために近く伊方原発を視察するとのニュースが、けさ7時前NHKラジオで流れました。私は、伊方原発のある四国に住むものとして、再稼働には絶対反対です!
伊方原発3号機はプルサーマル発電を1年間してきましたね。これは、事故を起こし大きく爆発した福島第一原発3号機と同じ運命を辿る危険性があります。伊方原発は、地上から視察なさっても、その危険性は察知できません。直下に横たわる日本最大の活断層/中央構造線がひとたび動けば、直上の建造物は重力に抗して跳ね上がります。
まして、伊方原発は、耐震基準のない時代に建設され、耐震性は200ガルです。机上で計算したストレステストは何の役にも立ちません。一般家屋ですら巨大地震にそなえ耐震補強工事をしているのに、伊方原発がそのような工事をしたとは聞いたことがありません。
県民、四国の住民、中国の住民、九州の住民、関西圏の住民を護れるかどうか、福島県民、東北南部の住民、関東住民が今、体験している地獄を繰り返さないかどうかは、貴方のご判断に委ねられていることを、どうか忘れないでください。
4月15日(日)13時半〜松山での緊急集会@県美術館講堂(089-932-0010) に、ぜひ、みなさんご参加ください!
宿泊できるかたは、翌16日(月)の愛媛県庁申し入れにもご参加願います!
問合せなど:原発さよなら四国ネットワーク/大野恭子さん(080-5662-6207)
〈文責:外京〉
わずか10日前に決まった日程でしたが、四万十市で130名、高知市で180名ほどのみなさんの熱気が会場にあふれました。松山からも、徳島からも、おいでていただきました。
きょうの講演は、DVDで販売予定です。
伊方原発はもとより全ての原発を即刻廃炉に!
使用済核燃料を厳重な管理下に!
という広瀬さんの迫力のあるお話を、みんなで食い入るように聴きました。
•3.11原発事故の原因は、わずが500ガルの地震動による配管破断であり、津波ではない。
•3.11の翌日、170km離れたつくば市で、モリブデンやテクネチウムが検出されたことは、原子炉は4000℃を超えていたと考えられる。
•3号機の爆発は、水素爆発に加え、使用済核燃料プールで臨界爆発が起こった!
•最大の恐怖は4号機の使用済核燃料プール。
•太平洋プレートの大活動期に入った! 火山の大噴火と巨大地震がリンクする可能性あり。
日本人が生き残るために、ともかく行動を起こすこと!
伊方原発再稼働を阻止するための緊急集会が松山であります。
4月15日(日)13:30~17:00講演会@県美術館講堂〜交流会@松山ユースホステル、4月16日(月)愛媛県庁へ申し入れ。
ふるってご参加願います!
申し込み:原発さよなら四国ネットワーク/大野恭子さん080-5662-6207
〈文責:外京〉
]]>高知市近辺7カ所で土壌を採取し、木下黄太さんからご紹介いただいた 株式会社八進の7000円コース(定量下限値:Cs134:4.8Bq/kg 、Cs137:3.2Bq/kg)、5は9000円コースで測定しました。
いずれもCs134不検出なので、福島原発事故由来のフォールアウトではなく、大気圏内核実験の残滓である可能性を判別するために、追加調査が必要です。
なお、1、2、7は海側、6は山間部です。今後、山間部(仁淀川町、土佐町、梼原町、津野町、四万十町、黒潮町など)で12~13件、追加調査予定です。
1 高知市春野町弘岡中/農地(休耕田)
放射性ヨウ素(I-131):不検出
放射性セシウム(Cs-134):不検出
放射性セシウム(Cs137):10.44 Bq/kg ± 1.23
2 高知市春野町内の谷/農地(畑)
放射性ヨウ素(I-131):不検出
放射性セシウム(Cs-134):不検出
放射性セシウム(Cs137):4.34Bq/kg
3 高知市塩屋崎町/花壇周辺
放射性ヨウ素(I-131):不検出
放射性セシウム(Cs-134):不検出
放射性セシウム(Cs137):不検出
4 高知市神田/庭
放射性ヨウ素(I-131):不検出
放射性セシウム(Cs-134):不検出
放射性セシウム(Cs137):不検出
5 高知市鴨部/鏡川河川敷
放射性ヨウ素(I-131):不検出
放射性セシウム(Cs-134):不検出(定量下限値:3.7Bq/kg)
放射性セシウム(Cs137):2.81Bq/kg(定量下限値:2.5Bq/kg)
6 高知市土佐山桑尾/家庭菜園用に開いた土地 奥の方の掘り返されていないところ
放射性ヨウ素(I-131):不検出
放射性セシウム(Cs-134):不検出
放射性セシウム(Cs137):14.33Bq/kg ± 1.39
7 南国市東崎/庭の花壇や通路
放射性ヨウ素(I-131):不検出
放射性セシウム(Cs-134):不検出
放射性セシウム(Cs137):不検出
〈文責:外京〉
徳島県の震災がれきに対する見解は、すばらしい!!
国のがれきの広域処理をまっこうから論理的に否定しています。
高知県の環境対策課も、ここまで明言してほしい。(以下転載)
貴重なご意見ありがとうございます。せっかくの機会でございますので、徳島県としての見解を述べさせていただきます。
このたびの東日本大震災では,想定をはるかに超える大津波により膨大な量の災害廃棄物が発生しており,被災自治体だけでは処理しきれない量と考えられます。
こうしたことから,徳島県や県内のいくつかの市町村は,協力できる部分は協力したいという思いで,国に対し協力する姿勢を表明しておりました。
しかしながら,現行の法体制で想定していなかった放射能を帯びた震災がれきも発生していることから,その処理について,国においては1kgあたり8000ベクレルまでは全国において埋立処分できるといたしました。
(なお,徳島県においては,放射能を帯びた震災がれきは,国の責任で,国において処理すべきであると政策提言しております。)
放射性物質については、封じ込め、拡散させないことが原則であり、その観点から、東日本大震災前は、IAEAの国際的な基準に基づき、放射性セシウム濃度が1kgあたり100ベクレルを超える場合は、特別な管理下に置かれ、低レベル放射性廃棄物処分場に封じ込めてきました。(クリアランス制度)
ところが、国においては、東日本大震災後、当初、福島県内限定の基準として出された8,000ベクレル(従来の基準の80倍)を、その十分な説明も根拠の明示もないまま、広域処理の基準にも転用いたしました。
(したがって、現在、原子力発電所の事業所内から出た廃棄物は、100ベクレルを超えれば、低レベル放射性廃棄物処分場で厳格に管理されているのに、事業所の外では、8000ベクレルまで、東京都をはじめとする東日本では埋立処分されております。)
ひとつ、お考えいただきたいのは、この8000ベクレルという水準は国際的には低レベル放射性廃棄物として、厳格に管理されているということです。
例えばフランスやドイツでは、低レベル放射性廃棄物処分場は、国内に1カ所だけであり、しかも鉱山の跡地など、放射性セシウム等が水に溶出して外部にでないように、地下水と接触しないように、注意深く保管されています。
また、群馬県伊勢崎市の処分場では1キロ当たり1800ベクレルという国の基準より、大幅に低い焼却灰を埋め立てていたにもかかわらず、大雨により放射性セシウムが水に溶け出し、排水基準を超えた事件がございました。
徳島県としては、県民の安心・安全を何より重視しなければならないことから、一度、生活環境上に流出すれば、大きな影響のある放射性物質を含むがれきについて、十分な検討もなく受け入れることは難しいと考えております。
もちろん、放射能に汚染されていない廃棄物など、安全性が確認された廃棄物まで受け入れないということではありません。安全な瓦礫については協力したいという思いはございます。
ただ、瓦礫を処理する施設を県は保有していないため、受け入れについては、施設を有する各市町村及び県民の理解と同意が不可欠です。
われわれとしては国に対し、上記のような事柄に対する丁寧で明確な説明を求めているところであり、県民の理解が進めば、協力できる部分は協力していきたいと考えております。
ネット申し込みと詳しくはこちらから。
*****
私たちはいま、生きるとはどういうことか、子どもを産み育てるとはどういうことか、そんな根源的な問題に直面しています。被ばくから子どもを、そしてこの豊かな土地を守るために私たちに何ができるのか?揺さぶられるような思いでこの会を企画しました。地域の方たちとつながり、ともに考え、行動することで道は開ける、そう信じています。辛く厳しい現実を受け止めながら、希望の一日となることを願って。
*****
今回、木下黄太さんは、四国一周講演会をなさいます。
松山3/28、高松3/30、高知3/31、徳島4/1の順で開催です。
2012年3月28日(水) 18:30〜20:30 コムズ松山 5F大会議室 参加費 前売り予約 800円、当日1,000円 (高校生以下無料) 定員 140名 託児有 予約制、定員有 一人200円 主催:木下黄太講演会実行委員会 共催:子どもたちの未来を放射能から守る愛媛の会 ごみを考えるネットワークえひめ 原発さよなら四国ネットワーク シングルマザー交流会 申込&問い合わせ 090-3788-4467/okierakanon@ybb.ne.jp(野中)
追記 3/8 託児申し込みが予定人数に達しました。 が、3歳以上のお子さんに限り、追加で受け付けます。 3歳未満のお子さんには、 会場内に子連れスペースを作る予定にしています。 <香川> 日時:3月30日(金)18:30〜20:30 場所:アイパル香川3F大会議室 定員:130名 参加費:800円 高校生以下無料 メール予約 ttsanuki2012@gmail.com 託児予約:1人200円、2人以上で300円 申込締切3月27日 問い合わせ・予約 090-6884-6894(松下) 託 児 申 込 080-5544-2369(井上) 主催:トランジションタウンさぬき <徳島> 日時:4月1日(日) 13:30〜16:00 場所:あわぎんホール(郷土文化会館)4F大会議室 定員:500名 参加費:前売り500円(当日600円)大学生以下無料(学生証提示必要) 前売りチケット取扱店:平惣全店、小山助学館徳島駅前店、O-ba'sh crust、可否庵 メール受付(当日料金になります)⇒info@panda.eek.jp 託児予約:2歳以上、1人300円先着15人(申込締切3月25日) 主催:ミツバチぶんぶん実行委員会 |
1
ああ わからない
わからない
狭い日本に原発が
54基も建っている
どういうつもりかわからない
日本というたら島国で
南海トラフに、活断層
世界に冠たる地震国
次は東海、東南海
温泉グツグツ沸いている
いつもグラグラ揺れている
地震大国日本に
原発あるのがわからない
2
ああわからない
わからない
いまの世の中わからない
デモクラシーのを唱えては
原発あるのがわからない
原発いうたら厄介で
誰も近くに建てとうない
でも電力会社がやってきて金を沢山ばら蒔いた
金を沢山ばら蒔いて
反対する人黙らせて
田舎にばっかり建ててきた
これが開化か文明か?
3
ああわからない わからない
賢い議員がそれなりに
いる世の中に馬鹿者が
大臣になるのがわからない
大臣いうても名ばかりで
官僚組織のいいなりで
へいへいはいはいぴょこぴょこと
棒読み答弁繰り返す
電力会社の機嫌とり
原発推進繰り返し
再生可能エネルギー
潰してきたのがわからない
4
ああわからない
わからない
ないと困るといいながら
動いているのはたった5基
それでも電気は足りている
4月になったら0になる
稼働原発0になる
それでも電気は足りるだろう
原発要るのかわからない
原発なくても大丈夫
原発なくても困らない
節電、省エネ、自家発電
真夏のピークも大丈夫
5
ああわからない
わからない
安全基準がわからない
暫定基準といいながら
続いているのが
わからない
昨日は1ミリシーベルト
今日は20ミリシーベルト
事故が起きたら変わるのが
本当の基準かわからない
こんなおかしいことはない
こんな馬鹿げたことはない
福島県民見殺しに
している心がわからない
6
ああわからない
わからない
収束宣言わからない
冷温停止というけれど
原子炉の中はわからない
まだまだ外に漏れている
住民あちこち逃げている
原発事故は終わらない
何年経っても終わらない
こんなことは沢山だ
こんなことには懲り懲りだ
原発なくても大丈夫
原発なくても大丈夫
終わり
高知県知事 尾崎正直 様
グリーン市民ネットワーク高知 一同
南海•東南海•東海巨大地震の迫る今、日頃から四国電力と勉強会を開催されるなど伊方原発が いかに危険な存在か ご理解の深い知事に敬意を表します。
しかし、知事は12月16日県議会で、
「お互いに助け合う気持ちで対応していくのが基本」と瓦礫受け入れに
前向きな姿勢を示した
と同日付け高知新聞夕刊で報道されました。
このことは、知事への私たちの期待を大きく覆すものです。
ご承知のように、3.11福島原発事故以降、東日本は広汎に放射能汚染されてしまいました。このような国難の渦中にあって高知県と西日本には、疎開してくる人々のために、また、国の食糧供給地として、何としてもこれ以上の放射能汚染を避ける責務があると考えます。
以下について、充分ご配慮いただきますよう衷心より申し入れいたします。
1 「国による安全基準や処理の指針」が信用に足るでしょうか
1)被曝許容量
これまで政府は、法律で定められた、一般人の被曝許容量1mSv/年、放射線取り扱い者の被曝許容量50mSv以下/年で100mSv以下/5年、事故継続など緊急時許容量 20〜100mSv/年を安易に変更し、子どもを含め被災地住民の被曝許容量 20mSv/年、福島原発事故の収束に従事する作業員の被曝許容量250mSv/年などと法解釈を勝手に逸脱してきたので、国民から一斉に非難を浴び、世界もあきれてはてています。
2)食品暫定基準値
同様に3.11後、国の定めた食品の暫定基準値は、飲み物で 乳児100Bq/L、セシウム200Bq/L、ヨウ素300Bq/L、食品で 500Bq/kgと、チェルノブイリ原発事故後に諸外国が定めた基準値よりも驚くほど高い数値です。
新基準は来年4月から、飲料水10Bq/L、乳児食品50Bq/kg、牛乳50Bq/L、一般食品100Bq/kgを適用するそうですが、これとてドイツ放射線防護協会が日本人に推奨した未成年者4Bq/kg、成人8Bq/kgをはるかに上回っています。
3)がれきの放射線量測定と焼却
被災地のがれき放射線量測定方法にも問題があります。ガイガーカウンターで測定できるのはγ線だけで、α線β線は放射線の飛距離が短いので測定が難しいのです。そもそも政府はα線(プルトニウムほか)は殆ど飛んでいないという立場を崩していませんが、プルトニウムは福島原発敷地外(飯舘村ほか)で大量に確認されたほか、福島原発事故由来のプルトニウムは米国西海岸でも確認されており、またβ線(ヨウ素、ストロンチウムほか)も各地で確認されています。政府が問題なしと判断する汚染濃度のがれきであっても放射性物質の総量で、内部被曝による多大な健康被害がひき起されると想定する必要があります。
安易にがれきを受け入れた結果、焼却した後に県土が より放射能汚染される先行事例として、山形県があります。がれきを受け入れ焼却した山形市では降下物からセシウムが福島市の14倍検出されました。国のがれき受け入れ基準8000Bq/kgのところを、山形県は独自に4000Bq/kg以下という基準を設け、山形市は200Bq/kg以下のがれきだけを焼却したにも拘らず、焼却により濃縮されたのです。
また、放射能汚染のホットスポットのある千葉県でも、クリーンセンターの煙と汚水からセシウムが検出されています。セシウムは671℃で気化、すなわち焼却により、N95マスクでも防げない超微細粒子のガスとなるのです。ガス化した核種は、市町村の焼却炉に付設されているバグフィルターなどではとりきれず焼却場周辺に飛散し、今後、周辺地域住民の健康被害が重大な問題となるでしょう。それは、ダイオキシン汚染の轍を踏むだけであり、焼却場自体もまた処理できない巨大な核のごみと化すでしょう。
がれきは広域に搬出してはならないし、ましてや焼却などしてはいけないのです。
2 「助け合いの気持ち」から西日本を放射性物質で汚染させていいのでしょうか
1)汚染を拡げてはならない
北は青森県、南は静岡県浜松市までの地域が5月までに100MBq/km2以上の放射性物質で汚染され尽くしました。県土の放射能汚染のリスクを冒してまで被災地のがれきをあえて受け入れることに、県民として断乎反対します。
2)本当の助け合いとは
すでに高知県には、被災した東北や関東地方から避難してこられた方々が多く居住しています。また、諸事情で避難できない方々は、高知からの農作物はじめ物資の配送に頼っています。こうしたみなさんが、避難先、あるいは供給元である高知県の放射能汚染の危機を、どう思うでしょう。
高知県は、耕作放棄地を活性化し、 農業などに従事してきた被災地住民を受け入れ、 農作物など食糧の増産体制を整えることこそが、本当の助け合いではないでしょうか。
がれきではなく、人をもっと受け入れてください。
以上
【追加情報】
きょう12/26午後、県と交渉した団体の方からの情報です。
《県側》
•がれき受け入れについては、国が責任を持って、国民の理解を得てもらうことが前提。
•12月議会答弁は、災害廃棄物に対する一般論として「受け入れ」と答弁したものであり理解を得られるような状況には達していないと答えたものであり、報道は誤解だ。
•がれきは、法でいう一般廃棄物にあたり、判断は一義的に市町村。県内市町村は基本的に反対である。
•焼却灰の処理について、東京・大阪は、海上埋め立て地への処分を考えている。高知にはそのような処分場はない。
《市民団体側》
•焼却そのものが放射性物質を拡散させる。
•焼却灰のダクトへの蓄積が、さらにその後の処理を必要とする。
それらの技術は確立されていない。
2011年12月26日 原発をなくし、自然エネルギーを推進する高知県民連絡会準備会による県・四国電力への申し入れと回答
文責:平和運動センター 山崎
◎ 県への申し入れ内容と回答
(県側対応者)林業振興・環境部杉本副部長他
(申し入れ側)平和運動センター、平和委員会など14団体
1.南海地震等による多大な被害が想定される伊方原発に隣接する県として、福島原発事故の教訓を踏まえ、原発推進政策を改め、以下の施策を推進すること。
� 伊方原子力発電所沖合6〜7kmにある世界最大級の中央構造線活断層による強地
震、高津波、地盤崩壊などの安全性を考慮し、伊方原発は廃炉を視野に停止し、再稼働しないよう、愛媛県及び国に働きかけること。
(県回答)
国に対しては、知事会を通じて安全対策について申し入れしている。基本的には愛媛県の判断を尊重したい。
四国電力とは、勉強会を開催していて、県からは「想定外を想定して」との申し入れもしているところ。経年劣化については、監視用の金属片を早めに検査するべきとの話も出ている。(取り出してから検査完了までには2年かかる。)高知県には専門職員はいないので現在は耐震性を建築部門交えて話している。ヨウ素剤の配布は今後の課題として認識している。ストレステストに対する判断は愛媛県の判断を見守る。
� 四国電力との間で、愛媛県と同様の権限を有する原子力安全協定を締結すること。
(県回答)
国で必要エリアの見直しが進んでいる。それに入れば防災計画にも盛り込む。入らないとすれしても危機管理指針には盛り込まなければならないと考えている。
いずれにしても、情報は大切。協定すべきものはしたいと考えている。
立地県である愛媛の対応を尊重すべきであり、同様の内容の協定は問題がある。知事は愛媛の中村知事と緊密に連絡を取っている。愛媛では専門委員会において情報を検証している。
� 使用済み核燃料の管理・貯蔵の安全性、搬出計画などについて、四国電力に求めること。
(県回答)
安全対策について、四電との勉強会の中で、議論している。
� 原発の安全神話が崩壊し、環境汚染、期間の定まらない住民避難が続いている現状を真摯に受け止め、脱原発の方向性を明らかにして、太陽光・太陽熱・風力・地熱などの自然エネルギー政策を進めるとともに、四国電力にも同様のエネルギー対策を求めること。
(県回答)
しっかり取り組みたい。四電とは、技術的、経済的側面から連携を取りたい。
2.下記の事項について国に申し入れること
� 2020年までに9基、2030年までに最低でも14基の原発新増設に取り組むとしている現行のエネルギー政策は、エネルギー需要の拡大を前提に組み立てられており根本的に見直すこと。原子力からの段階的撤退を実施する基本法を制定すること。
� 原子力発電所の新増設計画を中止し、太陽光・太陽熱・風力・地熱などの自然エネルギー政策を進め、脱原発政策を進めること。エネルギー多消費の暮らしを見直し、省エネやエネルギーの効率化を推進すること。
� 六ヶ所再処理工場の本格稼働は、数々のトラブルによって目途が立たず、また、高速増殖炉もんじゅは、運転中止の状況が続くなど、「核燃料サイクル」は破綻しており、プルサーマル発電も含めた「核燃料サイクル」計画については断念し、それぞれの施設は廃止すること。
� 原発のリスクと引き換えの原発立地県交付金制度を廃止すること。
国の一般会計から拠出されるエネルギー対策費は、原子力関係でなく、新エネルギー技術開発・普及支援・人材の確保などに使用すること。
� 原子力安全・保安院を経済産業省から分離させ、原発に反対・批判意見を持つものも含めた第3者により構成される独立性の高い安全規制機関に改組するとともに、徹底した情報公開を行うこと。
� 福島原発事故に対する正確な情報をすべて開示し、それに基づく避難区域等の設定・解除を行うこと。また、それらの人々に加え、自主避難者に対してもその被害・費用を賠償する仕組みを構築すること。
� 原発労働者、電力会社の社員、下請労働者の被曝が深刻化しており、被曝労働者の健康管理及び万が一生じた疾病や傷害及び所得保障に国や企業が全責任を持って対処すること。
� 東日本大震災によって生じたがれきについては放射線汚染が懸念され、各自治体の処理施設はこれに対応できる能力を持たないことに鑑み、その処理については、放射線対策が確立されるまでの間は、他県における処理を要請しないこと。
� 伊方原子力発電所沖合6〜7kmにある世界最大級の中央構造線活断層による強地
震、高津波、地盤崩壊などの安全性について根本的な見直し、伊方原発は廃炉を視野に停止し、再稼働しないこと。
(県回答−上記を総括的に)
基本的には知事会を通じて。今回の皆さんからの申し入れは参考にさせていただく。知事会の特別委員会が12月20日に申し入れを行っているところ。
(�がれき問題に対する回答)
受け入れについては、国が責任を持って、国民の理解を得てもらうことが前提。12月議会答弁は、災害廃棄物に対する一般論として「受け入れ」と答弁したもの手であり理解を得られるような状況には達していないと答えたものであり、報道は誤解だ。
法でいう一般廃棄物にあたり、判断は一義的に市町村。県内市町村は基本的に反対である。10月に環境省から問い合わせがあったが、受け入れるとしたところはなかった。
焼却灰の処理について、東京・大阪は、海上埋め立て地への処分を考えている。高知にはそのような処分場はない。
◎ 四国電力への申し入れ内容
※ 四国電力側は、「高知には回答できる立場のものがおらず受け取りのみ」ということであったので、若干の「押し問答」したが省略。ちなみに、最初は椅子も用意せずという不誠実な対応であった。
� 伊方原子力発電所沖合6〜7kmにある世界最大級の中央構造線活断層による強地震、高津波、地盤崩壊などの安全性を考慮し、伊方原発は廃炉を視野に停止し、再稼働しないこと。
� 高知県との間で、貴職が愛媛県と締結しているものと同様の原子力安全協定を締結すること。
� 使用済み核燃料の管理・貯蔵の安全性、搬出計画などを明らかにすること。
� 原発の安全神話が崩壊し、環境汚染、機関の定まらない住民非難が続いている現状を真摯に受け止め、脱原発の方向性を明らかにして、太陽光・太陽熱・風力・地熱などの自然エネルギーによる発電対策を進めること。
� 放射性物質の漏れ、拡散状況などに対する管理体制の強化をはかるとともに、その数値を常時四国各県の県民に公表すること。
本日の会のご報告です。
1. 新しいメンバーが3名増えました
栃木県よりMさん、神奈川県よりKさん、
東京都よりYさんの3名です。
よろしくお願いします。
2. 取材がありました
が取材においでました。
11/24発行号に虹色くじら〜save kids kochi〜
の紹介が載る予定です。
3. 高知市の給食について
高知市長に「子供の給食に汚染された食材を
使用しないと約束し、明言してください」
といった内容の提案書を渡す予定です。
サポーターの方で、市長とコンタクトを取れる
方がおり、活動が一歩前進しました(感謝!)。
高知市を皮切りに、高知全土にこの動きを広めたいです。
4. アンケート
クリスマス会のお菓子をサポーターの方が準備して
くださるにあたり、「アレルギーの有無」を知りたいそうです。
アレルギーがある方は、早めに森までご連絡ください。
以上よろしくお願いします。
先日、疎開ママ仲間のAさんに
元気でぴかぴかの女の子が誕生しました!
嬉しいですネ。おめでとうございます。
震災がれき受け入れについて、南国市の見解が出されました。
「南国市は放射性物質を含んだ廃棄物を受け入れることは全く考えていません」とのこと。
詳しくは、『広報なんこく』(平成23年11月号)11ページをご参照ください。
南国市ホームページで公開されています。
3.11から時間が経つと、いろんなことが有耶無耶にされたまま、TPP交渉参加とか、ベトナムへの原発輸出とか、インドとの原子力協定とか、腹立たしいニュースが届いてきます。
ベトナムへの原発輸出にNO! オンライン署名(10/31正午締切)
こんなとき、泣きながら訴える福島の女たちの声を聴くと、、
「負けるもんか!頑張ろう!一緒に!」と、心の底から叫ぶのです。
このアクションもいい。
高知にいても、日々の暮らしの中でできることを続けていきましょう!!
原発さよなら四国ネットワークニュースに投稿した文章を掲載します。
***
高知からの報告
高知県民は、1988年 窪川原発を阻止、2006年 津野町、2007年 東洋町への高レベル放射性廃棄物最終処分場を阻止し、土佐人の「いかんもんは いかなあや!」と筋を通す「いごっそう」根性で抵抗運動の経験を重ねてきました。
3.11に先立つ2010年度、高知県は「緑の分権改革」推進事業に着手、飯田哲也さんらを推進委員として2011年5月「高知県新エネルギービジョン」を策定。2011年度から新しく新エネルギー推進課を設置、同課を中心に「高知県新エネルギー導入促進協議会」が7月発足。「高知小水力利用推進協議会」や「グリーン市民ネットワーク高知」も参加、官民恊働で地域活性化をめざす自然エネルギー推進事業が実質的に始まっています。
また、尾崎知事は3.11を受け4月28日、「原子力から脱却する方向を国全体でめざすべき」との考えを示しました。ただ「いきなり稼働している原発を全部停止するのは現実的でない」とすっきりしない発言でしたが、大きな方向性を共有できる知事だといえます。
一方、高知県も静岡県などと同じく遠洋漁業拠点なので、広島、長崎に次ぐ第三の被爆県でもあります。1954年のビキニ環礁での水爆実験当時、第五福竜丸ばかりか、多くのマグロ漁船が近海で操業しており、被爆しています。長く調査と支援をしてきた高知県太平洋核実験被災支援センターの山下正寿さんによると、最近の室戸市の調査では47人中60%以上の元乗組員ががんで死亡したと分かったそうです。
この1954年には放射能汚染マグロの衝撃から、原水爆禁止運動が巻き起こりましたが、これを潰すかのように米国アイゼンハワー大統領が国連で「原子力の平和利用」演説、ろくに討議もせず、日本初の原子力予算が国会を通過しています。
対米隷属の政治と経済を今こそ、断ち切りたいものですね。(文責:外京)
]]>子どもたちは、教会の駐車場で熟して色づいた柿の実をもいだり、向かいの竹島公園でシーソー、すべり台、追いかけっこなど活発に仲良く遊んでくれて、サポーターも、とっても愉しかったぁ!
虹色くじらMさんからの報告です。
こんばんは。Mです。
本日の疎開ママの会のご報告です。
1. 会の名前が正式に決まりました
「虹色くじら〜Save Kids Kochi〜」
当初からいうと微妙に変化しました。
ご確認ください。
2. 取材がありました
毎日新聞の黄(ふぁん)さんという記者の方が
この会の取材をし、聞き取り、写真撮影など行いました。
全国版に載る可能性もあるそうです。
もしかしたら、来月の会にも、取材にみえるかもしれません。
3. 12/17(土)のクリスマス会について
クリスマス会当日、コープ自然派こうち、NPO法人 土といのち、の団体様から子供たちへ
「安全なお菓子」のプレゼントを提供してもらえることになりました。
楽しみですネ。
4. 11月の予定について
9日(水)、23日(水)にいずれも14時から潮江教会で開催です。
以上です。寒くなってきましたので、風邪などお気をつけて。
では、おやすみなさい。
]]>10月21日までに回答する環境省の、がれき受入調査ですが、
①検討状況はABCの三択で、いずれも受け入れ肯定です。
先ほど(10/18)、県庁環境対策課のAさんの電話でのお話によれば、
「高知県は、
D:住民の同意があれば受け入れ可能性がある、
E:検討が進んでいないので受け入れ困難、の選択肢を設けた」
「先に候補になっていた地域は住民の反対があって困難なので、
今回は全市町村に調査報告を依頼した」そうです。
みなさんの市町村で、明日、あさって、電話作戦を展開しましょう!!
なお、この情報は、徳島県は「D:引き受けない」の項目を追加したとの情報に触発されて電話したものです。
おすすめサイト:木下黄太のブログ (文責:外京)
3.11を経験して、反原発運動から遠ざかっていた人々が同窓会に帰って来たかのようになつかしそうに挨拶を交わしたり、新人の若いママさんが先輩活動家に四国一斉12.11行動を提案したり、にぎやか和やかな会場でした。
今年は四国四県と岡山県•広島県•大分県からの活動報告がありました。
地元愛媛県からは近藤誠さんが「何とかせにゃ!」「もう、あかん!」の両極に気持ちが揺れながらも「未来に向けてできることを!」と、①四電プル討論会のやらせ発覚②四国は41%原発依存と言いつつ停電になっていない③伊方は周期1秒の脆弱地盤で巨大地震に連動する④御用学者•司法の天下り発覚などの問題提起を、斎間淳子さんが何をしても手につかない「3.11病」にかかり毎月11日に伊方原発ゲート前で座り込みをしていること、香川県からは四電株主として「本陣に乗り込み意見表明する」活動、福島の子どもたち32人を寄付金230万円集め夏休みに11泊12日間 香川に招いた活動、帰るとき子どもたちが「空気を吸うのがこわい」「3.11の前にもどりたい」と言ったこと、徳島県からは「微力だが無力ではない」と『ミツバチの羽音と地球の回転』上映会チケットを1000枚販売したことなどの報告がありました。
岡山県からは10月17,18日がれき処理一斉行動を行い全市町村が受け入れ拒否したこと、脱原発自治体議員&市民連盟で福島情報センターを設立すること、広島県からは「ピースリンク」が伊方まで幟を立てた自転車でデモ走行して来たこと、23日には6隻のゴムボートで海から抗議行動をすること、1000万人署名を全市町村で展開すること、大分県からは九州電力本社前座り込み活動が若者をまきこんで今も続いていること、玄海原発地元の佐賀県知事室前へ250人で抗議行動などが報告されました。
じつに、さまざまな形で活動が広がっていたのです。嬉しいことです。
高知からは「原発さよならネットワーク高知」から「グリーン市民ネットワーク高知」に移行した経緯や、署名運動•パレード•情報共有のグリーンカフェ•疎開ママさん交流支援の活動など報告しました。11月のグリーンカフェ『何としても止めたい伊方原発』に薦田弁護士を招くことも紹介しました。
県外のみなさんは「高知県は知事が率先して、自然エネルギーにシフトしている進んでいる県」と見てくださっているようですよ。
伊方原発を一刻も早く廃炉にするために、伊方周辺各県民が熱く連帯していけますようにー
(文責:外京)
]]>国からの最初のアンケートに答えた通り、
1、放射性物質を含んでないことの公的証明があること。
2、トラックスケールに4トン未満車に限定して受け入れ可能。
3、地域住民の合意があること。
のスタンスは変わっていないとのことでした。
住民からの問い合わせが多いので、広報11月号に載せるそうです。
(文責 オバタ)
今回は、肩こりほぐしの自力整体で始まりました。
体を疲れから解放し、心も開放しましょう!!
新しいママさん仲間も増え、子どもたち同士も活発に仲良く遊んでくれて、サポーターは、とっても嬉しいです。
以下、虹色くじらさんからの報告です。
こんばんは。疎開ママの会(虹色くじらの会、で決まり?)のMです。
本日の集まりについてご報告します。
今日は会の初めに自力整体をみんなでやってみました。
体操のような感じで、身体の内側の筋が伸びて肩こりが和らぎます。
皆さんもぜひ次回いっしょにしましょう。
1. 新たなママ仲間
東京からお友達同士で疎開されてきたSさんとMさんが
来てくれました。東京の保育園でも放射能の話題はタブー、が
暗黙のルールだったようです。
2. 潮江教会でイベントがあります
10/22(土)14時より こどもとおやとのふれあいコンサート
11/19(土)10時より こどものためのおはなしかい
12/17(土)10時より こどものためのおはなしかい
牧師さんから
「こどもさん来てくれると教会側も嬉しいです」とのことです。
お誘い合わせの上、ぜひご参加を♪
3. クリスマスパーティ
12/17の上記のおはなしかい(すぐに終了するそうです)の後、
そのまま潮江教会で
疎開ママの会のクリスマスパーティをしませんか。
ちょっとしたプレゼントなんかも用意したりして。
皆で楽しめるアイデアあれば、募集中です。
ぜひカレンダーに予定しておいてくださいネ。
以上です。
次回は、10/26(水)14時〜16時@潮江教会です。
では、おやすみなさい。
10月8日(土)、 高知大学朝倉キャンパスにおいてグリーンカフェ第五弾を開催しました。
今回は、山下正寿さん(高知県太平洋核実験被災支援センター事務局長)をお迎えし、「ビキニと福島原発被災」と題した講演をしていただきました。山下さんは元教員で、約25年前から「幡多ゼミ」(幡多郡の高校で結成された自主的サークル。地域の現代史調査に取り組んできた)の活動を通じて、1954年に複数回行われたアメリカによる水爆実験で被災した高知県下のマグロ漁船乗組員の健康被害についての調査活動を行ってきた方です。
参加者は22名(うち7名が会員外の参加者)と少ないながらも、約2時間30分にわって内容の濃い講演と活発な質疑が行われました。DVD「わしも死の海におった」(南海放送制作)も紹介されました。
講演内容は多岐にわたりましたが、とくに筆者の印象に残ったのは以下の点です。
山下さんは、福島第一原発事故による被害について考える際に、「ビキニ事件」での被害とくに内部被曝による影響を関連づけて考える必要があるとしていました。
山下さんは、政府が福島第一原発事故による放射能汚染の被害を「過小評価」しそれゆえに対策が後手にまわっているとしていました。そのようなことが起こる理由として、過去に起こった放射能汚染による被害の全容が解明されていないからとしています。たとえば「ビキニ事件」では被害の全容が明らかになる前に日米両政府が政治決着をしてしまい、わずかな賠償金を被災者(実際は船員すべてにわたることは無かった)に渡すことで早々に「過去の事件」「終わってしまったこと」として処理されてしまいました。そのために十分な調査も行われず、結局、高知の被災船員は、後々に現れた自身の健康被害をもって「告発」せざるを得なかったと述べられました。
被災船員の健康被害は、がんをはじめとする様々な病気となってあらわれたが、山下さんらの調査により、それらを引き起こしたほとんどの理由が放射能汚染された海水を浴びたり魚を食べたりするなどして起こった内部被曝であることが明らかになっています。今回の事故では、環境への放射能汚染が今も進行しつづけており、その被害は甚大なものとなることが予測されています。山下さんは、とくに海洋汚染の深刻性を挙げて、食物連鎖で濃縮された放射性物質を取り込んだ魚が消費者の口に入ることによって引き起こされる内部被曝の拡大について、強い懸念を表していました。
山下さんの言葉のひとつひとつが長年にわたって集められたデータに裏付けられたものであり、その「警告」には重みがありました。筆者は、この「警告」を真摯に受け止め、今回の事故による被害の拡大を少しでも防がなくてはならない、と思いました。そのことは、調査に関わった高校生や、貴重な証言をした被災者や関係者の労苦に報いることにもなると思います。そして、高知の船員達に起こった被害と同じことを、とくに福島の子供たちに起こしてはならないと改めて強く感じました。
そのほか、山下さんは、「幡多ゼミ」が行った調査活動の経験から、フィールドワークの重要性を指摘されました。たとえば、食品の放射能汚染については市民が直接計測すべきこと、あるいは行政などの検査の場に立ち会い監視することが重要であることなど、今後の活動の参考になることを多々教えていただきました。
山下さんらの調査活動は、アメリカ政府が公開した公文書の分析なども加えて今後も継続していくそうです。新たな知見を得られたときには再度お話を聞いてみたいと思いました。
(文責 オバタ)
「虹色くじらの会 〜高知 子どもと未来をまもる会〜」です。
「くじらの会」は、漫画王国高知の漫画集団の名称として、すでに活躍中。
で、「きょうは雨でも、あしたは天気」の意味をこめて「虹色」を冠しました。
すてきな命名センス!!でしょ。
そのすてきなママさんからの報告です。
1.この会の名前について
「虹色くじらの会 〜高知子供と未来を守る会〜」
くじらの会は既出だったので、
雨上がりに出来る虹のイメージをくっつけました。
もし、もっと案があれば、遠慮なく教えてくださいね。
2.この会のブログについて
グリーン市民ネットワーク高知のHPから飛べるような形で
この会オリジナルのブログを世話人の小幡さんが作成してくれます(感謝!)
広報活動がよりしやすくなると思います。
3.クリスマスパーティなどのイベントについて
年末どこかでクリスマスパーティを企画したいですね。
アイデア募集中です。
以上です。
1.
9月30日(金)に、疎開ママの交流会@高知市、第3回を無事に開催できました。避難されている方の近況など、小さな子供達を遊ばせながらアットホームな雰囲気でゆっくりとお話ができました。会の名前や広報の方法など、参加者みんなで知恵を出し合ったおかげでいろいろ決まりつつあります。今冬にはみんなで集まってクリスマスパーティーをやりたい!という希望も出されました。10月からは月2回ペースで開催する予定です。とくに、避難していて興味をもたれた方、ぜひご参加ください。
2.
会員から以下の報告が寄せられました。
9月25日、コープ自然派8つの生協から29人で、35年以上地元で伊方原発の反対運動を続けておられる斎間さんのお話を伺いに、伊方まで行ってきました。
もう少し反対を続ければまだ補償金が上がるという理由で反対していた人達もいて、心が疲れ果て、今までに4人の方が自殺されているそうです。
原発誘致にまつわる話は、語り尽くせない程の悲しみ、憤り、怒りetc... 何一つ喜びがありません。
使い古された言葉ですが、お金は人間の尊厳を踏みにじる。
毎月11日に、彼女の仲間3人で、発電所ゲート前で座り込みをされているそうです。瀬戸内の島々が見える風光明媚な所なのに、原発が3基。違和感を覚えました。
今、定期検査中で、どこのホテルも旅館も満室だとか。原発がなくなるのは死活問題と考える人たちは少なくありません。八幡浜駅で、タクシーの運転手が「必要悪」だと申しておりました。
「原発のある暮らし」が地域に何をもたらし何を奪ったのか、原発のすぐそばに住んでいない私は知らないことがたくさんある、と思った報告でした。詳しい報告はまた後日紹介いたします。
(文責 オバタ)
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小さいお子さん連れで参加された方から、感想をいただきました。
疎開ママ交流会の第2回目に参加しました。
交流会に参加して、考え方の近い人たちと、日頃気になっている話題を話すだけで、気持ちが軽くなります。
例えば、普段「放射性物質への危機感」を持つ人は周りに少ないので、この手の話題について話せる相手があまりいません。
「食品の汚染は?」「子供の給食は大丈夫?」「お弁当を持たせる?」など、気にしない人から見れば「神経質」と思われるようなことも、ここでは吐露してもわかってくれる人たちがいるので、話がしやすいです。
原発事故や放射能汚染について同じように危機感や怒りを持ち不安に思っている人達と話をするだけで気持ちが楽になる、そのように言っていただけると交流会を開催する意味があるのかな、と考えます。
交流会に参加すると、避難された方が、それぞれ事情や困難を抱えている様子が伝わり、何かお手伝いできることがないか真剣に考えざるをえませんでした。それと同時に、高知に住む者にとっても人ごとではない問題について(たとえば食品の放射能汚染問題などは、日本全国で対策を講じなければなりません)は力を合わせて立ち向かっていかなければならないと思います。
まだ具体的なことは何も動いていませんが、まずは、避難されている方が同じような境遇の人達どうしで、さらに地元・高知の人達とのつながりを作っていく場として活用してもらえればと思います。いずれは、ママも子供達も(もちろんパパも!そのほかの人も!)みんな楽しめるイベントもやってみたいです。さしあたり10/30開催の散歩パレードがそれにあたるでしょうか?
会場として提供していただいた教会についても「子供の絵本やおもちゃも置いてあり、温かく居心地の良い空間でした。」との感想をいただきました。
また9/30(金)に交流会を開催します。とくに疎開されている方で興味がありましたらぜひご参加ください。
(文責 オバタ)
3人の疎開ママとお子さん2人、4人のサポーターとお子さん3人の参加。
グループ名を「高知 子どもと未来を守る会」、愛称を「くじらの会」(命名理由:クジラは母子で回遊するから)との提案に、みなさん大いに納得しました。
次回からの会場を参加者の居住地に近いことから「日本キリスト教団 潮江教会」をお借りできるよう牧師さんにお願いしました。次回は予定通り9月30日(金)、それ以降は曜日を変更して10月12日(水)、26日(水)。11月以降も第2第4水曜日、14時から16時の予定。
当面の活動として、安全な食事ができる店、安全な食材の手に入る店@高知のリストアップと共有。できたら、近日中にブログを立ち上げ、情報を発信する方向を話し合いました。(文責:外京)