グリーン市民ネットワーク高知

HOME | グリーン市民ネットワークとは?(設立趣意書・規約) | 入会申込みフォーム | お問い合わせ | English
<< July 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
<< まさに「原発震災」だ/「根拠なき自己過信」の果てに | main | グリーン市民お薦めサイト一覧 >>

福島の子どもたちを守れ!行動

 2011年5月23日は、主権者が社会を動かす歴史的結節点になるかもしれない一日でした。
 国会/行政監視委員会では福島第一問題をめぐり、ネット情報のキーマンたち(小出裕章さん、後藤正志さん、石橋克彦さん、孫正義さん)が参考人として招致され、3時間余にわたり胸のすくような論戦が展開した。
 一方、福島のおかあさんたちは放射能汚染環境にある子どもたちを守るために、20mSv/年を容認した高木文部科学大臣への面会を求め、バス2台で上京した。
 以下、NoNukeMLから転載します。 

本日(5月23日)、すでにニュースでも流れていますが、
<子ども20ミリシーベルトを撤回せよ! 福島の子どもたちを守れ!>
という、①「文部科学省包囲・要請行動」、②「参議院院内集会」が開かれました。

福島から上京した親たちを始め、全国から650人が参加しました。

①では、文部科学省は、参加者による人間の鎖で包囲されました。
多くのプラカードや横断幕が文部科学省の前を埋め尽くしました。

多くの挨拶がありましたが、
孫のことが心配でやってきたという
元大学教員の方は、次のように述べました。

「この瞬間でも福島の子どもたちは閉じ込められ
放射能に晒されている。
20ミリシーベルトは即刻撤回されなければならない。
特に校庭は校舎の中の10倍もの高い数値になっている。
校庭の土は除去すべきだ。郡山市はやった。
文部科学省も実験で効果があるとしていながら、
<やるのをとどめはしない>などと言っているだけだ。
予算も付けず、20ミリシーベルトを守り抜こうとしている。
このような政治はいらない。
福島の保育園では保護者が独自に土を排除したところ、
放射能の値は10分の1になった。」

また、千葉から来たという2人の子どもを持つ
主婦の方は次のように述べました。

文部科学省に電話をし、子どもたちを疎開させるべきだと言うと、
その権限は原子力安全委員会にあるという。
原子力安全委員会に電話をすると、
学校のことは文科省に権限があるという。
そこでまた文科省に電話をするとその権限はないという。
今の行政はこんなことをやっている。」

元東電社員だった方は次のように述べました。

「現在、原発を推進しているのは経済産業省だ。
しかし、そこは東電と深く癒着している。
また、多くのマスコミが危険性を報じていなかったが、
それは財界が金を出しマスコミを支配しているからだ。
自分は内部にいたのでそのことはよく分かった。」

参加者の中に放射能測定器を持っている方がいて、
文科省の前の草を調べたところ、
0.11マイクロシーベルト/時でした。
先程の元大学教員の方は
「埼玉では通常0.03マイクロシーベルト/時なので、
ここも放射能汚染されている」と述べました。

その後、文科省の中庭での要請行動の方に移動しました。
すると、すでに福島のお母さん方を始めとする
大勢の方々(数百名)が、
文科省の役人を取り囲んで交渉中です。
人が多くて前の方がほとんど見えず、交渉内容もよく分かりません。
社民党の福島党首などもその席に同席して
文科省の役人を問い詰めています。
しかし、全くラチが開かないようで、
多くの参加者から何度も大きな抗議の声が上がりました。

結局、高木文科大臣は出て来ず、
他の責任ある文科省の人間も出てきません。
そして彼らが今「どこにいるのか分らない」とまで言う始末です。

参加者の怒りは納まりません。
「主権在民!」という声も飛び出しました

最終的に、
科学技術学術政策局次長の渡辺とかいう人が、
 ①20ミリシーベルトは考え直す
 ②1ミリシーベルトにしていく
 ③除染を国の責任でやる
という方向でできるだけ早急に検討する、
というような<口約束>をしたようでした。

しかし、参加者からは、
「回答の期限はいつだ」
「手ぶらで福島には帰れない」
「前回から前進が見られない」
「文部科学省は3週間何やっていたんだ」
「議員もあてにならない」
と怒りの声が上がり、文科省の新しい建物の入口では
その後も長い間、シュプレヒコールが続けられました。 

その後、参議院議員会館の方に移り
「院内集会」が開かれましたが、
参加者が多く、300人の会場が立ち見も出るほど
一杯になったというので、福島の方を優先し、
150人位の方は会場に入れませんでした。
そのため、議員秘書と思われる方が
「別室も用意します。そちらでもう一度報告会を
やります」と言って来ました。

私は所要がありそれには参加できませんでした。
しかしいずれにせよ本日は、
「政府には任せられない」として自ら「主権者」として動き始め、
政府・文科省・政治家を追い詰めている
多くの人々の姿を見ることができました。

*************************************************
情報提供 | comments(0) | trackbacks(0)

この記事に対するコメント

コメントする









この記事のトラックバックURL
http://blog.green-citizens.net/trackback/26
この記事に対するトラックバック