グリーン市民ネットワーク高知

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伊方集会交流会

 毎年10月第4日曜日に開催される伊方集会。今年は前日10月22日(土)、交流集会@八幡浜市松蔭公民館があり、参加してきました。

 3.11を経験して、反原発運動から遠ざかっていた人々が同窓会に帰って来たかのようになつかしそうに挨拶を交わしたり、新人の若いママさんが先輩活動家に四国一斉12.11行動を提案したり、にぎやか和やかな会場でした。


 今年は四国四県と岡山県•広島県•大分県からの活動報告がありました。


 地元愛媛県からは近藤誠さんが「何とかせにゃ!」「もう、あかん!」の両極に気持ちが揺れながらも「未来に向けてできることを!」と、①四電プル討論会のやらせ発覚四国は41%原発依存と言いつつ停電になっていない伊方は周期1秒の脆弱地盤で巨大地震に連動する④御用学者•司法の天下り発などの問題提起を、斎間淳子さんが何をしても手につかない「3.11病」にかかり毎月11日に伊方原発ゲート前で座り込みをしていること、香川県からは四電株主として「本陣に乗り込み意見表明する」活動福島の子どもたち32人を寄付金230万円集め夏休みに11泊12日間 香川に招いた活動、帰るとき子どもたちが「空気を吸うのがこわい」「3.11の前にもどりたい」と言ったこと、徳島県からは「微力だが無力ではない」と『ミツバチの羽音と地球の回転』上映会チケットを1000枚販売したことなどの報告がありました。


 岡山県からは10月17,18日がれき処理一斉行動を行い全市町村が受け入れ拒否したこと、脱原発自治体議員&市民連盟で福島情報センターを設立すること、広島県からは「ピースリンク」が伊方まで幟を立てた自転車でデモ走行して来たこと、23日には6隻のゴムボートで海から抗議行動をすること、1000万人署名を全市町村で展開すること、大分県からは九州電力本社前座り込み活動が若者をまきこんで今も続いていること、玄海原発地元の佐賀県知事室前へ250人で抗議行動などが報告されました。


 じつに、さまざまな形で活動が広がっていたのです。嬉しいことです。


 高知からは「原発さよならネットワーク高知」から「グリーン市民ネットワーク高知」に移行した経緯や、署名運動•パレード•情報共有のグリーンカフェ•疎開ママさん交流支援の活動など報告しました。11月のグリーンカフェ『何としても止めたい伊方原発』に薦田弁護士を招くことも紹介しました。

 県外のみなさんは「高知県は知事が率先して、自然エネルギーにシフトしている進んでいる県」と見てくださっているようですよ。


 伊方原発を一刻も早く廃炉にするために、伊方周辺各県民が熱く連帯していけますようにー

                            (文責:外京)

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土佐山アカデミー

 土佐山アカデミーローンチ・イベント

 

10月10日18:00〜 graffitiにて 

 



土佐山アカデミーとはなんぞや・・・コミュニティーの立ち上げ?!

ワクワクドキドキで参加しました。

 

ジョン・ムーアさんを中心に4人のスタッフの熱い思い・・・

前に立ったのは4人でしたが、他のスタッフも地元の方も参加されていました。

参加者は学生をはじめ若い人が多く、エネルギッシュな会場でした。

 

先ず耳に飛び込んできたのは、自然と生きる、ではなく自然の一部として生きる!

既に現地で暮らしているスタッフの言葉・・・

ここでずっと生活を営んでいる地元の皆さんには当たり前の自然のリズム・・・

自分たちには全てが学び・・・体感して初めて分かることが沢山あると・・

 

土佐山アカデミーは永続可能なサスティナブルなライフスタイルのモデルを

世界に発信して行く人材育成の場。

 

水 土 人 三つのカテゴリーからテーマを選び、100年後に繋がるプロジェクトを

立ち上げるために、土佐山に住み、学ぶ学生(年齢不問)を10人募集するそうです!!

先ずは来年1月〜3か月、次は4月〜半年、だそうです。

 

移住も受け入れ態勢ありとのこと!!

土佐山の四季の美しさに日々感動しているという話を聞き、先ず足を運んでみようと思います。。

 

3.11を境に意識変革が進む中、未来は選べる!高知の色んなプロジェクトが繋がって

みんなで変化して行きましょう!という姿勢はとても嬉しく頼もしく楽しみです。

(文責 前田ゆうり) 


 土佐山アカデミー
’あなたは次の百年をつくる一人ですか?’

http://tosayamaacademy.org/
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みるきぃ(自然エネルギーを考える会)の調査行報告会

 〜みるきぃ(自然エネルギーを考える会)の

         調査行報告会に参加してきました〜

 

 ◇10月1日 市民サポートセンターにて◇

 
9月1日〜14日 北海道、日本第一号の市民風車「はまかぜちゃん」を皮切りに

青森(市民風車)、東京、長野(太陽光)、富山(小水力)、石川(市民風車)、岡山、と

全国の市民出資の自然エネルギー発電の実際実情の報告でした。

 

そして、高知や四国で市民出資型自然エネルギー事業の拡大を促す仕組みのヒントを得

全国にその仲間をつくることが目的の調査行だったそうです。

 

全国のいろんな団体に話を聞いてみて分かったことは沢山あったそうで

風車等の故障の責任のありかを初めから明白にしておく必要性や

市民出資が目的になってはならない、あくまで銀行融資などと並ぶ資金調達手段のひとつ。

銀行融資より、市民出資のほうが調達コストが高い。

という話や、市民出資の調達もなかなか大変だという話に、現実の厳しさを感じました。

 

ですが、全国に現在12基の市民風車があると聞き、自然豊かな高知にこそ

市民出資の自然エネルギー発電を!!と願うのは皆さんも同じ思いだと思います。

 

未だに日本各地で原発が稼働していることが、私たち国民一人一人の責任の集積である

と共に、未来も私たちが選んでいるんだ、ということ、子供たちにどんな未来を残すかは

私たち次第なんだ、誰かがやってくれるわけではない、同じ思いの仲間たちと繋がって

それぞれが、自分にできることをやって、健やかな未来を!!

 

今回、全国行脚を果たした、みるきぃの勇士お二人に拍手〜\(^o^)/

 

(文責 前田ゆうり)

 

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現代日本の痛烈風刺

 7月9日(土)高知市池のオーガニックマーケットで、『祝の島』高知連続上映のために大阪から来られた"やっちゃん"のトークがありました。
 原発をゆるしてきたこの社会のゆがみを、いろんな職場体験から実感されていて、現代日本の痛烈な風刺トークになりました。ご紹介します。

 【出荷調整】
 八ヶ岳の農家ではJAの指示で、せっかく収穫した農作物を畑に埋め戻した。大量に流通すると価格が下がるから。
 【食品添加物】
 添加物はオーストリアの薬品メーカーが量産。毎回21トン輸入したのを、3人で検品。あるとき品質に問題があったが、某食品メーカーの納期が迫っていたのでスルー。
 市場に出回っている健康茶のひとつは、添加物工場で作られていた。
 【安い労働力/効率優先】
 コンビニ弁当やおにぎりを作る総菜工場では、派遣労働者や、フィリピン•ブラジル•中国など海外からの労働者が中心。中学を卒業したばかりの中国からの労働者は、1日12時間労働、週休1日、月給4万5千円で寮生活、3年間拘束される。確実に確保できる安い労働力として利用される。
 コンビニ弁当ラインはマニュアルどおりに詰めていくが、できてないと廃棄。ラインはスピードをあげていき、うまくできないと管理者がののしる。
 【安全より認知】
 コンビニおにぎりは、米より包装材の方が高い。古々米を使い、遺伝子組み換えコーン油•パーム油•プロピレングリコールを薄めたもので艶をだす。
 全国に流通させるために、安全の前に認知されることを優先する。テレビCM出演料は1回6000万円。名前のとおったスターは1億円を超す。


 これって、電力の企業スタンスと一緒ですね。資本主義の行き着くところ、ですか。
 これに対抗するには、地域の顔の見える関係、ネットワークづくりでしょうね!![文責:外京]


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